光のページェントとは?
毎年12月頃、仙台は本格的な冬の寒さを迎える。そんな中、仙台駅西側にある定禅寺通りは、道路に沿って植えられているケヤキに電飾が取り付けられ、煌びやかなイルミネーションの光に包まれる。職場の仙台出身の人曰く、市民からは『ヒカペ』と呼ばれているらしい。それが、光のページェントである。
昨年12月、仕事終わりの平日夜、私は単身で撮影に向かった。しかしまあ、平日に関わらず人が多い。そして若いカップルが多いこと。30台後半を迎えようとしているオッサンが一人でカメラ持って写真撮るの、なかなかハードルが高い。寒いし。
そんな中、心を無にして撮ってきたヒカペを載せていく。
使用機材
使用した機材は以下のとおり。全て手持ちである。レンズはいまは亡きシグマ16mmf1.4。たぶん後で買い戻す。
カメラ sony α6700
レンズ sigma 16mm f1.4 DC DN
イルミネーションの撮影について
光のページェントのようなイルミネーションの撮影にあたり、注意する点。それは、イルミネーションを主題としないこと。イルミネーションはあくまで副題。主題を引き立てさせるもの。それを意識して撮ると、いい感じになる。イルミネーションを見にいくと、どうしても以下の写真のようにイルミネーションそのものを撮ってしまいがちだが、そういう写真はあまり印象に残らない。ま、これはこれで記録写真として良いと思うけど。

作例
主題と副題を意識して撮った作例がこちら。るーぷる仙台のバス停に焦点を合わせて主題とし、イルミネーションを玉ボケにして副題とした。その下は、銅像を主題としたもの。両方とも、F値は開放で一番低い1.4としている。


次は定禅寺通りのショーウィンドウに反射したイルミネーションを撮ったもの。左右二分割構図とし、左側がイルミネーション本体、右側がリフレクション。上の写真は通行人の男性がアクセント。


sigma 16mm F1.4について
ソニーのAPS-C機使いには言わずとしれた神レンズの一つ。焦点距離が換算24mmでF値が1.4まで下げれる。こういった夜景の撮影においても、開放F値の低さから、ISO感度を上げることなく撮影が可能。かつ画質もシャープ。そして安価。欠点としては、APS-C用にしては重く、長いこと。それくらいかな。なぜ手放してしまったんだろう。。。
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